猫がカリカリを食べないのはわがままだから?急に食べなくなる要因と食欲アップ対策を紹介!

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食べない猫の習性・キャットフードの特徴

多くの家庭で、ネコちゃんの主食はカリカリ(ドライフード)を与えていると思います。

猫缶やパウチ等のウェットフードに比べ、栄養価が高くリーズナブルなことが理由です。

そんなメインフードのカリカリを愛猫ちゃんが急に食べなくなったとしたら…、飼い主さん的に心配になるでしょうが、実際に良く起こることです。

この記事では愛猫ちゃんがカリカリを急に食べなくなる原因に軽く触れ、カリカリ(ドライフード)をまた食べてくれるようになるための具体的な工夫について紹介していきます

ここで紹介するちょっとした工夫で食いつきが戻ってくれることもあるので、気になる方はぜひ本記事をチェックしてくださいね。

 

猫が急にカリカリを食べなくなる…、主な要因はこちら!

愛猫ちゃんが急にカリカリを食べなくなったとしたら…、最初に飼い主さんにして頂きたいのがネコちゃんの様子や行動にいつもと違う異常がないかをよく観察することです

  • 動かず一カ所にじっとしている
  • 食べ物飲み物に一切手を付けない状態が丸一日続いている(子猫の場合は半日程度でもおかしいと考える)
  • 動きにぎこちなさや普段しない異常行動が見られる
  • 下痢や嘔吐を繰り返す

こんな状態が見られたら、すぐ獣医師さんに相談しましょう。

見落としがちなところで、歯や口の中に疾患がある場合もあるので口内のチェックも大事です

口の中が赤くただれていたり、口臭がキツい、よだれを多く流している場合は歯周病の可能性があるかも?

これも早めに獣医師さんにチェックしてもらいましょう。

もし食欲不振以外は全然健康体に見えるようなら、次の原因が考えられます。

  • ネオフィリアによる食べ飽き
  • 食欲周期とライフステージ変化による食べムラ
  • 食事環境変化による食欲不振
もしネコちゃんが『わがままで飽きっぽいから』カリカリを食べないように見えるなら、『ネオフィリア』の習性が顔を出していることが原因でしょうね。
『ネオフィリア』という猫特有の飽きっぽい習性について興味のある方はこちらの記事もチェックしてみて下さい。
猫も年齢や季節によって、体の成長やホルモンバランスの変化から食欲が増減することがあります。
『季節やライフステージの変化で食べなくなる』ことの原因対策を知りたい方はこちらの記事も参考にして下さい。
この後の記事では、「ネコちゃんが健康なうえで、飼い主さんが工夫することで解消できるであろう対策について解説していきます。

 

カリカリを食べない愛猫ちゃんへ、カリカリ不振への5つの解消方法を紹介!

健康な猫ちゃんがカリカリを急に食べないなら、今のカリカリに何らかの不満があるという事でしょう。

ここでは、カリカリに手を加えることでまた食べてもらえるようにする工夫を紹介します。

カリカリ不振解消①:カリカリの鮮度チェック、酸化して風味が落ちていたら新鮮なものに交換を。

一度開封したドライフードは、袋の口をしっかり閉じても少しづつ酸化が始まり鮮度が落ちていきます。

食べてくれないのは、フードを初めて開けた時の新鮮な匂いが感じられないほど『酸化が進んでいるから』じゃありませんか?

開封後の新しいフードを与えるだけで、食いつきが戻ることもあります。

その後はなるべく小分けパックのフードを選ぶか、開封後小分けにして真空パックすることで、鮮度が保たれ食べ続けてくれるかもしれません。

カリカリ不振解消②:レンジで温め、匂いを引き立てる!

猫は味より匂いで食べるかどうか判断しています。

ドライフードもレンジで温めることで、匂いが引き立ち風味が増します。

温める時は人肌程度(37~38度くらい)になるよう温めてみて下さい。

とくに嗅覚が落ち始めた高齢猫ちゃんに効果的です。

カリカリ不振解消③:ドライフードをお湯でふやかす!

ドライフードをお湯に浸してふやかすことで、柔らかく食べやすくなり匂いも強まりネコちゃんの食いつきが良くなるかもしれません。

お湯でふやかしたら人肌程度に冷ました後でネコちゃんに与えてください。

お湯でふやかすだけでネコちゃんの反応がイマイチなら、ささみのスープなどネコちゃんの喜ぶ出汁の味付けスープでふやかすのも効果的です(塩分過多に注意しましょう)。

猫は水分補給が苦手なので、適度な水分補給もできるのでおすすめです。

子猫や歯が弱くなっている高齢の猫にも向いています。

カリカリ不振解消④:ウェットフードやふりかけで味変も効果大!

ドライフードだけで食べてくれないなら、ドライフードに猫缶やパウチ等のウェットフードを少量混ぜることで食べてくれるかもしれません。

猫は本能的に湿った食事を好むと言われていて、ドライフードを受け付けないネコちゃんもいるようです。

小さい頃からウェットフードメインに食べさせていると、大人になってドライフードに切り替えようとしてもうまくいかないケースは多いです。

ウェットフードで適度に水分補給もできるので、あまり水を飲まないネコちゃんに効果的です。

単純な味変だけで食べてれるようなら、ドライのふりかけやネコちゃんの好きな味のドライフードを細かくすりつぶしてかけてあげることでも食べてくれる場合があります。

ふりかけも匂いや風味の強いタイプが食欲を刺激してくれますが、塩分や添加物の少ないもの、カロリーの低いものを選ぶのがポイントです。

無添加で香りの強いことで人気のふりかけを一例、紹介しておきます。

カリカリ不振解消⑤食いつきの良いドライフードに切り替える!

現在食べていたドライフードのいろいろ工夫してもやっぱり食べてくれない…、いよいよドライフードの切り替えを検討する必要があるかもしれません。

ポイントは『匂いが強め』で『食いつきが良いと評判の高いフード』が効果大です

条件を満たす評判の良いフードを紹介するならモグニャングランツあたりが、特徴的な強めの匂いと食いつきの良さで定評があります。

興味のある方は、公式サイトでチェックしてみて下さい。

モグニャンキャットフード

GRANDS

 

カリカリを喜んで食べてくれる環境は整っていますか?食事環境の見直しも大事!

フードへの工夫や切り替えても、ネコちゃんの食いつきが戻ってこない場合もあります。

その場合、フード以外の何かが原因で食べ無くなっているのかもしれません。

フードの工夫と並行して、フード周辺が食べにくい状態になっていないか?一度チェックしてみましょう。

食べることに集中できる環境になっていますか?

猫は静かで落ち着く場所でないと、集中してごはんが食べられないことが多いです。

人の視線を感じやすい場所や人の往来の多い場所の近くに食事場所を設けても、ストレスを感じて食べてくれません。

静かで落ち着いたリラックスできる場所を食事場所に設けたら、そこから場所を変えないようにしてあげてください。

食器自体に問題はありませんか?

ネコちゃんのごはんや飲み水を入れる食器は、常に清潔でフードの匂いが残らないようにきれいにしてあげてください。

洗い立てで洗剤の匂いの残っているものもネコちゃんは気にするので、しっかり乾かしてご飯を入れてあげてください。

洗い替えの食器を2~3個用意しておくのも良いですね。

また食器自体も、器のサイズや高さが食べやすいものになっていますか?

猫は食器にヒゲが当たるのを嫌がるので器は大きく浅いものを、高齢猫は深くしゃがむことが辛くなっているので脚付きの器位置が高い食器で調整してあげましょう。

食べる際の首の角度にストレスと与えないように、食器に角度の付いているものもおすすめです。

こんな形状のものが人気のようですね。

食べることにストレスを感じさせないように配慮することが食欲復活のポイントのひとつです。

おやつをあげすぎていませんか?

しつけのご褒美や「かわいくてつい…」、おやつを必要以上に与えていませんか?

おやつの食べすぎが原因で、ご飯を食べなくなっているかもしれません。

または味の良いおやつになれてしまい、ドライフードに興味を示さなくなっているのかも?

おやつは猫が生活するうえで必要なものではありません。

栄養はしっかりドライフード等のごはんで賄うものなので、毎日おやつを定期的に与えることはなるべくやめましょう

しつけで良くできた時の『ごほうび』程度に留めるべきですね。

おやつの取りすぎで、塩分過多やカロリー過多になり糖尿病などの疾患に原因になることもあります

 

『ウェットフードはよく食べるんだけど…』カリカリじゃなきゃダメなの?

前の項でもお伝えした通り、猫は本能的に湿った食べ物を好む習性があります。

『じゃあ、ウェットフードメインで食べさせたら良いんじゃないの?』と考えがちですが、ウェットフードだけでは栄養面・金銭面でデメリットも存在します。

ウェットフードだけでは栄養バランスがイマイチ!

ウェットフードは水分補給もできて味も良く食べやすいですが、水分が80%前後あり栄養そのものは少ないものが非常に多いです。

ドライフードは水分が5%以下の場合が多く、穀類・肉類が多く入っているものが多いので、栄養バランスに優れたものが多いです。

特に『プレミアムフード』や『総合栄養食』とされるものは、水とそのドライフードだけで健康に過ごすことのできる優れたフードです。

栄養価が高い分、少量で一日の摂取カロリーを満たすことができるのも大きなポイントです。

ウェットフードはドライフードよりコスパが悪い!

一般にウェットフードはドライフードに比べ、一食当たりの価格が高くなる傾向にあります。

またウェットフードは水分を多く含んでいるので、一度開封するとその賞味期限はとても短く、冷蔵庫で保管して2~3日以内に使い切る必要があります。

長持ちしないことも消費量の多さにつながってきますので、可能であればドライフード(なるべくプレミアムフード)のみでネコちゃんに食べてもらうのがベストです。

 

まとめ:猫ちゃんのカリカリ食べない問題も、工夫次第で解決できますよ!

この記事では、カリカリを食べてくれないネコちゃんに食べてもらうための工夫やヒントを思いつく限り紹介してみました。

カリカリ(ドライフード)は必要な栄養素とカロリーを摂取できる、まさに『主食』となるものです。

それだけに愛猫ちゃんが急にカリカリを食べなくなることは、飼い主さんの心配となり大きな負担となります。

この記事で紹介したように、工夫次第でまた食べてもらえる方法はいろいろありますので、ネコちゃんの様子を伺いながらひとつづつ試してみて下さい。

またこれを機に、栄養バランスに優れた『プレミアムフード』に切り替えることもおすすめします

ネコちゃんが長く健康を保てるプレミアムフードで、食いつきが良くネコちゃんに美味しいものであればずっと食べてくれるかもしれません。

当サイトでも栄養バランスと食いつきが良いと評判のプレミアムフードを紹介しているので、興味のある方はぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

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